claustrophilia

脳ドックを受けた

星野源オールナイトニッポンを初期から聴いていて、その影響で脳の検査を受けるようになった。最初は毎年の健康診断にオプションで脳MRIを追加する形だったが、MRIのみで、診察や医師への相談の機会などもなく、「異常なし」の紙で終わったのが不満だったので、MRI以外の項目も明記されている脳ドックを受けることにした。思い返せば、健診のときのオプションには脳MRIとしか書いてなかったから、不満を抱くのはそもそも筋違いであろうとも思う。詳細や説明はちゃんと読みましょう。
受けた検査は、順に血圧測定・認知機能検査・頸動脈エコー・MRI・MRA・動脈硬化検査の順。最後に医師からの解説があった。
認知機能検査は、名前や生年月日、きょうの日にちといった簡単な質問から始まり、見た物や聞いた単語を覚えて復唱する、短期記憶を試すような問題が出た。張り切って脳トレで好成績を出そうと意気込むような緊張感があった。たぶん全部正解できたと思う。毎朝、目覚ましアプリ*1の起床チェックで四則混合計算をやっている成果か。

MRIが好き

キーンベック病の検査以来、MRIの機械に入るのがすっかり気に入ってしまった。身体を固定された上で、カプセルホテルのベッドを数段階狭くしたような狭い機械に入れられ、中のコイルが不思議なリズムで鳴らす弩級の機械音を数十分間聞かされる。これがいたく快適で、この間だけは、どんな姿勢で固定されようが、どんなにうるさかろうが、すぐ眠りに落ちてしまう。何度か受けたあたりから、これと同じ睡眠環境が自宅にあったらと想像するようになった。それでなくてもいいから、睡眠を良くしてくれる何かが欲しい。

検査結果

最後に、診察室で先生から画像を見ながらの説明を受けた。動脈硬化脳梗塞の心配は見られず、どの検査も異常はないとの事だったが、映り方の問題か、1ミリ程度の動脈瘤のようなものが見えるということで、時期を見て再検査になった。時折くる鋭い頭痛の原因は、少なくとも脳ではなさそうだ。
生きるのはしんどいけど、病気で苦しんで死ぬのはもっとやだなあ。

*1:Sleep as Android