ハワイを満喫する男

龍が如く8、発売時には様子見をだったけど、PALWORLDをはるかに凌ぐヤバさがあまりにも魅力的で、2月の頭に購入。遊び始めてから1ヶ月以上、ほぼ毎日PS4を起動する日々を経て、いよいよ最後のトロフィー(2週目EX-HARDクリア)が目前に迫ってきた。
現在進行形で荒れている部屋と荒れている生活に、痛快な人間ドラマ、ビリヤードのような戦闘、他社から怒られないか心配なコンテンツを面白がる刺激が加わって、気持ちはちょっと潤った。
積んでいるゲームがめちゃくちゃあるし、面白そうな新作はたくさん出るし、スト6も楽しいし*1で、春日と桐生たちの冒険を見届けたら、次は何を遊ぼうか……などと締めている場合ではない。けれど、今はまず、楽しかったことへの感謝を。スパイクアウトも遊び続けたい。

*1:龍が如く8を始めてから一切触っていない。現在のランクはモダンジュリでプラチナ2。

文字の大きさは気持ちの大きさ

コクヨのSooofaを使ってバレットジャーナルを地味に続けている。
文字を方眼の1マスに入るようにキチキチに詰めて書くスタイルだと、見返してみて読みにくく感じるようになった。行間を空けてみても解消されなかったので、思い切って、7月のデイリーログから、1文字の縦幅を2マス分取り、横幅は1.5マス分くらいに大きくしてみた。ページの消費量は倍くらいになったけど、読みやすくなったし、書いているときの気分もやや楽しくなった気がする。太く大きく書くことは気分がいい。
STVの明石アナウンサーが「0.9mm芯の太いシャープペンシルで書くと、頭で考えていることがダイレクトに紙に出せる」みたいなことを局のブログ*1に書かれていたことを思い出した。太い芯のシャープペンシルを使うようになり、ひいては筆記具沼に足を踏み入れたきっかけでもある。

*1:かつて存在したSTVアナウンサーの持ち回り日誌

I'd kill for a good coma right now


なかなか寝付けないくせに、脳ドックMRIであっさり寝てしまった経験から、安眠を得る方法を探ってみる。
”身体の動きを制限できる寝具”で真っ先に思いついたのが、いわゆる重い毛布、加重ブランケットの類だ。身体をほどよく圧迫することで安心感が得られるという記事を、何年か前に読んだことを思い出し、今も販売されていたので、試してみることにした。
届いた毛布を段ボール箱から出して持ち上げてみると、マンガみたいな、ズン……ッという描き文字が見えた感じがした。重い。ドラゴンボールで悟空が身につけていた修行用のインナーやリストバンド*1か、あるいはピッコロのターバンとマント*2のような、軽いと思っていたものから、想像をはるかに超える重さを感じたときのリアクション。
重さに苦戦しつつ布団用カバーを取り付けて、いざ潜ってみると、これまたズン……ッを肩から足まで感じる。総重量は7kgあるらしいが、負荷はそこまで高くはない。やさしく押さえつけられている感覚。超やさしいエコーズ・3FREEZE。
疲労だったり、あるいは飲酒状態だったりという条件も重なってかもしれないが、寝る体勢に入ってから眠りにつくまでの時間が圧倒的に短くなったように感じる。長く使えそうだけど、暑くなったらどうだろうか。

*1:約100kg

*2:約100kg

claustrophilia

脳ドックを受けた

星野源オールナイトニッポンを初期から聴いていて、その影響で脳の検査を受けるようになった。最初は毎年の健康診断にオプションで脳MRIを追加する形だったが、MRIのみで、診察や医師への相談の機会などもなく、「異常なし」の紙で終わったのが不満だったので、MRI以外の項目も明記されている脳ドックを受けることにした。思い返せば、健診のときのオプションには脳MRIとしか書いてなかったから、不満を抱くのはそもそも筋違いであろうとも思う。詳細や説明はちゃんと読みましょう。
受けた検査は、順に血圧測定・認知機能検査・頸動脈エコー・MRI・MRA・動脈硬化検査の順。最後に医師からの解説があった。
認知機能検査は、名前や生年月日、きょうの日にちといった簡単な質問から始まり、見た物や聞いた単語を覚えて復唱する、短期記憶を試すような問題が出た。張り切って脳トレで好成績を出そうと意気込むような緊張感があった。たぶん全部正解できたと思う。毎朝、目覚ましアプリ*1の起床チェックで四則混合計算をやっている成果か。

MRIが好き

キーンベック病の検査以来、MRIの機械に入るのがすっかり気に入ってしまった。身体を固定された上で、カプセルホテルのベッドを数段階狭くしたような狭い機械に入れられ、中のコイルが不思議なリズムで鳴らす弩級の機械音を数十分間聞かされる。これがいたく快適で、この間だけは、どんな姿勢で固定されようが、どんなにうるさかろうが、すぐ眠りに落ちてしまう。何度か受けたあたりから、これと同じ睡眠環境が自宅にあったらと想像するようになった。それでなくてもいいから、睡眠を良くしてくれる何かが欲しい。

検査結果

最後に、診察室で先生から画像を見ながらの説明を受けた。動脈硬化脳梗塞の心配は見られず、どの検査も異常はないとの事だったが、映り方の問題か、1ミリ程度の動脈瘤のようなものが見えるということで、時期を見て再検査になった。時折くる鋭い頭痛の原因は、少なくとも脳ではなさそうだ。
生きるのはしんどいけど、病気で苦しんで死ぬのはもっとやだなあ。

*1:Sleep as Android

ゲーム、VTuber中心よろず

先日、好きなVTuberさんから、転送サービスを利用してプレゼント及び手紙を受け付けるという告知があった。せっかくの機会なので、自分でデザインした便箋を使って、手紙をしたためることにした。杉田智和さんが、ご自身のYouTubeチャンネルで、手書きのファンレターが貰って嬉しいとお話しされていたのを聞いて、久しく誰かに手紙を出していないなあと思ったのも、随分と前の話だ。
同人誌即売会でよく見るグラデーション印刷など凝った便箋への憧れはあるけど(頒布する余裕があればやってみたい)、今回はカラー用紙に白黒イラストを印刷するというシンプルなつくりにした。
イラスト部分はクリスタで描き、デザインはIllustratorで……と思っていたところ、むかし購入したCS5*1はライセンス認証が既に通らなくなってしまったようで、Affinity Designerで代用。大きなイラストが用紙のほぼ半分を占め、肝心の本文を書くところが狭い、同人便箋然とした仕上がりになった。便箋のデータは、頃合を見てネットプリントで公開しようかなと考え中。


出来上がった便箋に本文を書いていくところで、用紙と万年筆の相性がどうもよろしくなく、思うようにインクが出てくれない。他の紙に試し書きをしながら、どうにか書き損じなく仕上げることに成功した。
封をした手紙を郵便局へ投函。事務的な書類以外のものをポストに入れるのは久しぶりで、いつごろ回収され、何日で届くだろうかと、自然と思いを巡らせ、わくわくする気分を味わった。
奇しくも、この便箋の外枠を作っているときに、同人便箋のオンライン即売会が開催されていて、一般参加で色々な作品を見る機会に恵まれた。ジャンルもリアルの即売会よろしく多種多様で、特に大好きなFF6の便箋がたくさんあったのに興奮した。次回また開催されることがあればサークル参加してみたい。

*1:当時がんばってお金を貯めて買ったWindows版マスターコレクション。永続版とは……

涙はふかない

9月1日、カーリングシトーンズのコンサートツアーへ行ってきた。
シトーンズの北見公演がコロナのせいで中止になったのは2年前のこと。2022年になり、再び北見でやるということをチケット一般発売の告知で知った。
最後に外食をして2年。耐えてきた自分に、いろんなものを失った自分にご褒美を。なるべく、他人様に迷惑がかからないように……そんな思いで購入手続きを進める。こんなドリームチームの公演のチケットを、抽選も何もなく、一般販売ですんなり買えてしまえたことが何よりの驚きだった。
心がぶっ潰れてしまって数ヶ月、何もかもどうでもよくなって、どうせなら好きなものを見て、具合が悪くなってしまったら一人でひっそり死のうかな、などとたわけたことを考えるようになりながら、それでも、手は洗うし、マスクはつけるし、ワクチンだって可能な限り最短のスパンで入れ続けようとしている。本能か惰性か、生きる確率を上げようとしている。自分の矛盾を、滑稽だなあと笑っている自分を、こんな風に何重にも俯瞰している自分に、人類みを感じる。

コンサートは、端的に言ってとても良かった。
座席からステージへはけっこうな距離があるはずなのに、メンバーみんなの顔がはっきりと見える。観劇や演奏になると視力が上がる謎の感覚(人間がそういうつくりなのか、個人的にそう感じているだけなのかは知らない)が久々にあった。
アンコールの最後で歌われた「涙はふかない」を、帰り道ずっと繰り返し聴いていた。何の歌を聴いても辛い記憶と重ねてしまって勝手に苦しくなってばかりだったけど、シトーンズの曲はどれも慰められる。
行けてよかった。

話したいことがたくさんあった

すばらしい日々

誰かと話したいことは山ほどあるんだけど、真っ先に思いつくのが、出かけられない、体調が悪い、死、戦争といった暗い話題ばかりで、そんなことを聞かせるのも申し訳ないという思いになって、結局何も言い出せない。
旅行がしたい、外食がしたいという思いも、業務上の責任感や、罹ってしまったときの社会的抹殺への脅えに、ずっと押さえつけられたまま。
誰かを恨んでもどうにもならないし、すっきりするわけでもないことを知っているから、矛先は自然と己に向いてくる。なんとかしろ、と。
今日は特に、頭がぼーっとする。
ネガティブな気持ちを押し殺し続けたら、いつかその気持ちごと心が死んじゃうんだろうか。