ExcelVBAのこと

あたらしい おもちゃを てにいれた!

過去にVBAの本を買ったときに「Excelで自動化したいものが出てこない」と書いた。それからしばらくして、仕事で使っているブックの処理動作がけっこうもっさりしてきていたので、ようやくマクロで自動化したいことが出てきたというか。
仕事で使っているこのブック、いろいろ自動計算してもらおうと、関数だけでなく、&で関数や数式と文字列をくっつけたり、印刷のために列幅が異なる表をひとつのシートで印刷するため強引にリンク図に落とし込んだりという、処理にメモリを食いそうな要素盛り盛りのシートを、月ごとに同じフォーマットで複数作って、それらをぜんぶ同じブックに保存しているんだから、そりゃ重くもなろう。
で、ひととおり超初心者向けの講座を読み終え、ちょっとしたマクロをエディタから組めるようになったところで作業スタート。
VBAで何の処理を自動化すればいいか、実行前に必要なものは何か、みたいなことをあれこれ考えて、実際コードを打ってみて、走らせてみて、うまくいかなくてネットで構文を調べたりして、うまくいったら次はこうで、そうだこういうケースも考えうるよね、じゃあif文で分岐させて……という思考と試行を積み重ねていく。小さな成功体験に乗せられて手が止まらない。CMSでサイトを作ったり、C言語の勉強であれこれ作って遊んでたりしていたときに似た、わくわくする感じ。もはやこれは新しいおもちゃだ。まあまあ動くようになったら、同じ処理を何度も何度も走らせ、早い! 楽ちん! 美しい! などと酔う。
わりかし単純なコピーや計算式の入れ込み程度なら、すぐ仕事に活かせそうだなという達成感と共に、何でもかんでも自動化したいぞというのび太みたいなことを考え出すのだった。たのしい。