ワンプレートと小鉢

若林正恭「ナナメの夕暮れ」読了。
文章がスッと入ってくるなぁと感じながら読んでいた。言葉の選び方もあるんだろうけど、ぼくがいちばん読みやすいと感じたのは、一文一文の長さが短いところだろうか。
句点の区切りを意識して他の本も読んでみたら、若林さんの著書に限らず、そこそこ短い文で組み上げられたものが多かった。
自分の日記を読み返してみる。長いけど、読みにくさを感じるわけでないし、つまらないわけでもない。自分で読むために書き、面白いと思うものを残しているんだから当然だろう。だがしかし、句点と句点の間がとにかく長い。他の人の文が短いのではなく、自分の文が長かったのだ。
文を長く書くことはクセみたいなもので、5W1Hをひとつの文に詰め込み、それをさらに繋げて、可能であれば比喩とか修飾とかを足して、段落くらいのボリュームがある一文に紡ぎ上げる、みたいなことをやりがちではある(←こういうやつ)
一文一文が短めにまとめられているほうが、圧倒的に読みやすい。「ナナメの夕暮れ」を読んでそう感じたので、1ヶ月くらい前から、文を短く書くよう意識している。
正直、書きやすいとは思っていないです。修行みあるー。