VRChat用自作アバターとして制作したペトルちゃんについて、誕生から現在(VRChatのアバター化)までをまとめました。
札幌・狸小路近辺に住んでいた頃、札幌駅から桑園(そうえん)駅にかけての高架通りがお気に入りで、札幌を離れた今でも、出張や遊びで訪れると、時間と相談して散歩に行ったりしています。特に高校時代の先輩がいた桑園駅周辺が好きで、イオン桑園店や、温泉「北のたまゆら」によく行っていました。任天堂の札幌営業所もありましたね。
音の反響、日向と日陰のコントラスト、湿り気を帯びた都会の匂い…そんな高架下のもつ独特な空気に心惹かれたはじまりの場所が、桑園駅でした。また、同時期に東方Projectにハマり出したこともあり、「桑園高架下の深夜営業のライブバー跡地(異界)に棲みついた、ミュージシャンの妖怪」という雑な設定の3人組が誕生しました。ちなみに桑園駅周辺にライブバーはありません。たぶん。
メンバー紹介とデザインメモ(うろおぼえ)
ミョン(ベース)
セーラー服・セミロング・隠れた左目。無口で無表情。黒いつば広ハットは真・女神転生の悪魔「トケビ」だったり、初期のPlastic Treeを意識したもの。イメージカラーはネイビー。名前はジョン・マイアングに由来。
彷徨う設定
この3人のイラストや一話完結型のショートストーリーを書いて遊んでいるうちに、露骨に変化が生じたのがペトルでした。
3人のいるライブバーに迷い込んだゲストキャラクターの人間に、異界のことだったり、3人のことだったりを説明する案内役が必要になったのですが、ミョンは喋らないし、マイは能天気だしで二人とも適性に欠くため、消去法でペトルがその役割を担うことになりました(当初はペトルもまあまあユルい性格でしたが)
そうこうしているうちに、ゲストキャラに対して、郷に入っては郷に従えと、自分たちのルールを押し付けんとばかりに食って掛かるような荒っぽい性格になり、ケンカキックのような蹴りが得意技になったり……
また、他の二人が身の回りの家事を基本的にしないので、それをも一手に引き受けざるを得なくなった、気苦労の多い子でもあります。
見た目については、いつの間にかタイツもスリッパも脱げて裸足になり*1、頭のリボンは、ぐるっとスカーフを巻き付けた、2PACのバンダナみたいな形になりました。実際は2PACではなく、LUNASEAのベーシスト・J(東京ビッグサイトのすがた)に影響を受けたものです。
髪型については、長らく三つ編みのおさげ時代が続いていましたが、3Dモデル化にあたり、声優の林鼓子さんの玉ねぎ型のおさげ*2が可愛かったので、取り入れてみています。当初ショートボブだったことは全く忘れていました。
また、ギタリストなので時折ギターも登場しますが、形はストラトだったりレスポールだったりSGだったりと、気分によって形が変わっています。不真面目なばかりに、パーツの位置とか毎回適当です……。