2021

とりとめなさそうなボクら

12月に重要な業務が集中したせいで、今年の仕事納めはすっかり遅くなってしまった。わかりやすく部屋は荒れ、バレットジャーナルの記録も、わかっちゃいながら止まったまま。「いざ行動すると意識が後からついてくる」と言われても、体が動こうとしないんだから仕方がない。たとえ成功体験があったとしても(むしろ、なまじ成功体験があるから余計に、か)はじめのいっぽすら、やまをうごかすようなもの。
思えば、去年の12月に受けた資格試験で相当なダメージを負って以来、季節感も、前向きな気持ちも、どこかに落っことしたままの1年間だった。というか、1年経ったという感慨も無い。大きな声のお喋りは苦手になったままで、ノイキャンは手放せない。人生でいちばん、生気に欠ける年だったんじゃなかろうか。

インスタントガッツ

そんな中でも、3Dモデリングで何かを作っているときは、目に光が宿っていた気がする。
初めての3Dモデルを作りながら、進捗のスクリーンショットTwitterにアップロードして「今アバター作ってるよ! 見て!」と、嬉々として進捗を報告したり、ブログに月単位でまとめて記事にしたり。一段落つくまではとても活発に動いていた。
創作をすること自体が創作のモチベーション維持に繋がる。行動はエネルギーを消耗すると同時に、大きなエネルギーを生み出す。
何もせずとも、モチベーションを高める回路や、やる気を貯蔵しておく装置みたいな都合のいいものは、少なくともぼくには無い。何かを継続するためには、エネルギーを生産し、摂り続けなければならないのだ。


ぼくはまだ、何かを作っているぼくのフアンでいたい。